2026年9月(長月) 自分の「本音」に耳を澄ます、本当の傾聴

2026年9月(長月) 自分の「本音」に耳を澄ます、本当の傾聴

日本各地での大雨により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一刻も早い復興を、当ルーム一同願っております。

さて、夏休みが明け、少しずつ日常のペースが戻ってくる頃となりました。
今年の夏は地域によって気候の違いも大きく、季節の移り変わりを捉えにくく感じた方も多かったのではないでしょうか。

気候の変化や日々の忙しさが重なると、知らず知らずのうちに体調やメンタルのコントロールが難しくなることがあります。

このような時期だからこそ、まずは一度立ち止まり、ご自身の心と身体の状態に目を向け、無理のないように過ごしていきましょう。


3つの視点で心を寄せる「傾聴」

職場の人間関係改善やメンタルヘルス対策において、「傾聴」はとても重要なコミュニケーション技法です。

単に言葉を「聞く」のではなく、相手の気持ちや意図までも受け止めようとする姿勢を指します。

具体的なアプローチは以下の3つです:

・耳で聴く:相手の言葉を途中で遮らず、最後までしっかり聴いて理解する

・目で聴く:表情や身振りなど、言葉以外のサインにも注意しながら聴く

・心で聴く:相手の感情を受け取り、否定せずに共感する

相手を深く理解しようとするこの姿勢は、お互いの信頼関係を育む大切な土台となります。

身近な「自分自身の声」を聴く

私たちは日頃、周りの期待に応えようとしたり、周囲の目や雰囲気を気にしたりして過ごしがちです。

「こう思ってはいけない」と感情に蓋をして、一番身近な自分自身の声を無視してはいないでしょうか。

「なんとなく心がモヤモヤする」という感覚は、実は「本当の気持ちに気づいてほしい」という自分からの大切なサインです。

心の中に浮かんでくる望みや「嫌だな」という感情に、良い・悪いはありません。

湧き上がる反応をそのまま「そう思っているんだな」と素直に受け止めることこそが、本当の意味での傾聴です。

本音と向き合い心を整える

自分の本当の気持ちを知ると、心の中のモヤモヤが晴れ、すっきりとした感覚が戻ってきます。

大切なのは、気持ちを受け止めた上で「どう扱うか」「どう相手に伝えるか」を落ち着いて考えていくことです。

「自分の本当の思いが整理できない」と感じたときは、カウンセリングで言葉にしてみることも役に立ちます。

いつでもご自身の素直な気持ちと向き合い、心が軽くなる体験を重ねていきましょう。