
ゴールデンウィークが過ぎ、日中は30度を超える夏日があるかと思えば、しとしとと雨が続く日も増えてきました。
まるで梅雨のはしりを思わせる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
沖縄ではすでに梅雨入りが発表されましたが、気象庁の予報によると、今年は6月上旬から九州や西日本を経て、徐々に雨の季節が北上していく見込みです。
関東でも6月中旬頃には、本格的な梅雨入りのニュースを耳にすることになりそうですね。
どんよりとした曇り空や気圧の変化が続くと、私たちの心もなんとなくすっきりとせず、いつもより不安やモヤモヤを抱え込みやすくなるものです。
そこで今月は、そんな心の曇り空を晴らすヒントをお届けします。
不安の正体とは?

カウンセリングを受ける方の中には「なぜだかいつも不安が消えない」「一度考え出すと止まらなくなってしまう」とお悩みの方がいます。
「昔からずっと不安を抱えて生きてきた」と振り返る方もいるほどです。
こうした「不安の正体」とは何なのでしょうか。
具体的なトラブルが起きているわけでもないのに心がざわつく時、実はまだ起こっていない未来の出来事をあれこれと想像し、「不安を先取り」しているケースがあります。私たちは「先が分からないこと」に対して、本能的に恐怖や危機感を覚えてしまうものなのです。
先取りしやすい人の特徴

日頃から不安を感じやすい人には、いくつかの「思考のパターン」が見られます。
・リスク察知タイプ:常に最悪の事態を想定し、リスクを拾い出すことが癖になっている。
・マイナス探索タイプ:物事の悪い面ばかりに目が向き、無意識にネガティブな要素を探してしまう。
・深読み・疑り深くタイプ:良い出来事が起きても「たまたまだ」「何か裏があるはず」と疑い、素直に喜べない。
過去を冷静に振り返ってみると、実際に「最悪の事態」にまで陥ったケースはそれほど多くないはず。
それにもかかわらず、私たちは良いことは「当たり前」とスルーし、悪いことばかりを強烈に記憶に刻んでしまいがちです。
つまり、不安の本質は、長年培われてきた「考え方の癖」だと言えます。
心を安心に着地させる

一旦不安のループにはまると、イメージ力(想像力)が豊かな人ほど、次から次へとネガティブな妄想を膨らませてしまいます。
そんな時は、まずその思考をピタッとストップさせることです。
具体的には、、「今回は〇〇の準備をしっかりしてあるから大丈夫」「万が一の時は、あの方に連絡をすれば助けてもらえる」というように、安心できる言葉で気持ちを着地させてあげると効果的です。
「これはただの思考の癖なんだ」と客観的に気づくことができれば、意識次第でその回路は書き換えられます。
持ち前の高いイメージ力を、今度はマイナスではなく、楽しい未来やプラスの予測へと向けていきませんか。
ぜひ、少しずつ実践してみてくださいね。

