
皆さま、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたか? 今年は、カレンダーの並びの影響で、長い連休にはなりにくかったものの、近場でのんびりと過ごされた方も多かったかもしれませんね。
花粉症に悩まされていた方も、そろそろ症状が和らいできた頃でしょうか。
春の名残とともに、木々の緑がぐんぐんと濃さを増し、いよいよ気持ちの良い新緑の季節到来です。
緑の香りを胸いっぱいに吸い込んで、清々しい5月の風とともに自然を味わいましょう。
がんばりすぎない5月

新年度が始まり、あっという間に一カ月。
緊張の連続だった新入社員の方はもちろん、職場で新たな役割を担っている方にとっても、このGWはひと息つける貴重な時間だったのではないでしょうか。
心と体に疲れが出やすく、環境の変化による緊張やストレスが続いた後、気持ちがふと落ち込みやすくなる「五月病」と呼ばれる状態になりやすいと言われるこの時期。
負荷に気づかず無理をしたり、解消できずに長引かせることが慢性化に繋がってしまいます。
五月病は誰にでも起こりうる、決して特別なことではありません。
だからこそ、「頑張りすぎていないかな」と自分に問いかけ、肩の力をふっと抜けることを意識して生活の中に取り入れてみることが大切です。
あなたにとって“ホッとできること”は何でしょうか?
好きな音楽を聴く、自然の中を歩く、温かいお茶をゆっくり飲む……そんな小さなひとときを探してみましょう。
ちがいを知って、心地よく

職種によって求められる役割はさまざまですが、「社風」も、そこで働く人に大きく影響を与える一つです。
たとえば、職人気質の人が多い職場では、こだわりを深めたり、一つのことに集中して取り組む姿勢が評価されがち。違うタイプの人がいると、自分は合っていないのではないか…と居場所がないように感じることがあるかもしれません。反対に、変化やスピードが求められる職場では、じっくりと腰を据えて物事に向き合いたいタイプの人が戸惑うこともあるでしょう。
しかし実は、どちらか一方のタイプだけでは、組織はうまく回らないものです。
こだわりを持って仕事に取り組む人がいれば、そのこだわりを調整し、全体のバランスをとる人も必要です。また、変化の多い職場だからこそ、淡々と支え続ける人の存在が、大きな安心感となります。
職場は、違うタイプの人がいるからこそ、見えないところで支え合い、成り立っているものです。
もし今、職場に違和感を覚えているとしたら、自分はどのようなタイプなのか、そして周りの人たちはどうなのか、少しだけ観察してみてください。
「違い」があるからこそ補い合えること、支え合えていることに目を向けてみませんか。
