2023年10月(神無月) 理想の自分になる方法

2023年10月(神無月) 理想の自分になる方法

お彼岸を過ぎると、朝晩の気温や吹く風が変わってきます。
今年も残暑は厳しかったですが、やはりきちんと巡っている季節。
暑い日が続いていても、時期になると彼岸花が真っ赤に咲き誇るなど、植物の正確な生体サイクルにはいつも驚かされます。

私たちの体内にも、植物と同じように目に見えて分かりやすくはないものの、同様のサイクルは備わっていて、常に変化をしているのでしょう。

外界の変化に目を留めるのと同時に、自分自身の体内や心の変化にも目を向けてみたいですね。

 

理想の自分、なりたい自分

今回は、理想の自分、なりたい自分についてのお話です。

以前にも“変わる”ということをテーマ(2017年3月の季節のコラムをご参照ください)にお伝えしていますが、皆さんは「なりたい自分」のイメージをお持ちでしょうか?

では、そんな「理想の自分」になるために、どのような取り組みをされていますか?

その結果はどうでしたか??

理想の自分を先取り!

具体的に考えてみましょう。

あなたが「自信のある人になりたい」と思い描いたとすると、自信をつけようと努力をするはずです。
その結果、自信を持つことができれば、理想像に近づくことができます。

しかし、努力をしても、なかなか自信に繋がらない期間が続いたとしたら、再び自信を失くす負のループに陥ってしまうかもしれません。
努力しても、すぐ結果が出るわけではないのは難しいところです。 

では、他に方法はないのでしょうか?

ここで発想を少し変え、理想に近づくための“先取り”をしてみましょう!

まずは、「自信のある人」とは具体的にどのような人であるのかを明確にしていきます。

自信のある人の話し方は? 歩き方や立居振る舞いは? 口癖は? などなど、できるだけ細部にわたってイメージを具体化すればするほどよいですよ。

イメージがはっきりしてきたら……、それを実際にやってしまいましょう!

自信のある人がするように、ゆったりと落ち着いた話し方で話したり、堂々とした歩き方を意識してみたり。
そうすると、あなたは、周りの人たちの目には「自信のある人」だと映ります。

そう、先に外面を作っておいて、内面はこれまでと同じように努力を続けるのです。
そうすると、今までの自分とは違った気づきや変化が生まれます。

ただ外面を変えるだけで、心持ちにどれだけの違いが生じるのかは、考える前に一度体感してもらいたいです。

ぜひ、実験してみてくださいね!