2023年1月(睦月) 自己肯定感との上手な付き合い方

2023年1月(睦月) 自己肯定感との上手な付き合い方

新年あけましておめでとうございます。

2023年のお正月休みは、関東では、晴れの日が比較的多く、卯年が穏やかに始まりました。
寅年から卯年へ……十二支は、古代中国の暦法の区分で、方角や時刻などを、12の動物「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」で表わしています。しかしもともとは、植物が変化していく様子を表す言葉「滋」「紐」「演」「茂」「伸」「巳」「仵」「味」「身」「老」「脱」「核」だったそうです。今年の卯年はというと、4番目の「茂」に当てはまります。
また、同様に順序や番号を表す十干「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」と組み合せると、「甲子・乙丑・丙寅…癸酉・甲戌・乙亥」で60周期に。この60周期が一回りしたことを意味するのが還暦です。
2023年は、十干十二支では「癸卯(みずのと・う)」になります。「癸」は、十干の最後であると同時に、次の準備の始まりの意味です。
ということで、今年は、卯=うさぎ→飛び跳ねる、飛躍の意で、茂=繁栄する、増えるの意。癸=終わりと始まりを示すことになり、総じて、今までのことに区切りがつき次へと向かい、成長や繁栄が広がっていくと解釈できます。コロナの終息を願いたいものです。

自己肯定感の意味

皆さんは、ご自分の「自己肯定感」について、高いと思っていますか? 低いと思っていますか?

そもそも自己肯定感とは何でしょうか?

別な言葉に当てはめると、自尊心、自己評価とも言います。

この自己肯定感を“自分の良いところを認めること”だと勘違いをされている方も多いですが、実際は、「自分の存在そのものを認める」「そのままの自分を受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する」という意味です。他人と比べたり、自分を優劣で評価したりするものではありません。ダメだと感じる部分をも受け入れますが、そのために価値が下がることはありません。

さて、あなたはいかがでしょうか? 自分の存在を自分自身がちゃんと認められているでしょうか。

自己肯定感の影響力

自己肯定感を決めるのは、自分自身が自分をどう考え、どう感じているかです。

自己肯定感は、自分を取り巻く人間関係や仕事、友人や恋人、結婚などのパートナーシップ、自己実現、さらには健康面や、生きていく上での幸福感・満足度にも繋がるほど、多方面へ影響します。

自分を励ます

まずは、自分が自分をどう見ているのか、長所と短所を書き出してみてください。

思うような結果が出せなかったり、ダメなところにばかり目がいってしまったりするならば、厳しい言葉ではなく、自分を励ます言葉を掛けてみましょう。

なかなか出来ないという方は、他人を励ます時に言っていることを自分に言ってみるといいですよ!