2022年4月(卯月)春眠について考える

2022年4月(卯月)春眠について考える

今日から4月です。

今か今かと心待ちにしていた桜前線は、今まさに見ごろを迎えています。
今年は、開花したと思ったら、あっという間に満開を迎え、日本列島を駆け抜けていこうかという印象ですね。

桜の花を見るたびに、世界中にどのようなことが起きていようと季節は巡ってくることを実感させられます。

気候変動を伝える報道が年々増えている印象の強い昨今ですが、いつまでも自然の美しさを楽しめる心の余裕と、その自然を大切にする心を持ちたいものです。

春眠暁を覚えず

「春眠暁を覚えず」とは、春の夜は寝心地がよいため、夜が明けたことにも気づかずなかなか目覚めないという意味の言葉です。

あなたは、そんな春の良い季節を迎え、よく眠れているでしょうか。

睡眠の大切さは以前もお伝えした通りで、傷の修復や、記憶の整理・定着、免疫を上げるなどの大切な役割を担っています。

中でも、草木が芽吹き、エネルギーがあふれ始め、活動をしやすい季節でもある春は、充分な睡眠で充電をしたい時。
日頃、睡眠に何らかの問題をお持ちならば、春という季節は、睡眠の質を向上させるチャンスです。

パソコンやスマホを長時間使うためには充電します。私たちにとっての充電は、ズバリ睡眠!

あれこれ考えを巡らせることもあるでしょうが、
何をおいてもとっとと寝ることを優先して欲しいと思っています。

眠るための準備

① 寝る前にホッとする時間を持つ。
・「ハー」と息を吐くだけでもOK。

・ホッとできる肌触りの良いものに包まれるなどもおすすめです。

② 入浴タイムを有効活用する。

    ・洗面所の電気をつけ、お風呂場の電気は消し、間接照明の状態で入る→目のリラックス

    ・湯船に好きな香りを垂らす→香りの効果で呼吸が深くなり、副交感神経優位に

    ・湯船にゆっくり浸かる→体の深部の筋肉まで緩み、よく温まる

    ③ 少なくとも寝る1時間前には強い光を発するスマホやゲームは見ない
    →目と脳に刺激を与えない

    ④ 横になる時、枕元に好きな香りを置く
    →②の香りの効果と同じ

    ⑤ 気になることはメモをし、明朝考える
    →「今やれないことは、今は考えない」という癖をつける

    これらを実践することで眠りやすい状態になりますので、まずは2週間続けてみましょう!
    何らかの変化を感じられるはずです。