2021年12月（師走）笑う門には……

季節が晩秋から冬へ移り変わるとともに、銀杏や紅葉の自然の彩に加え、街中はクリスマスの飾りつけで賑わい始めました。12月は、一年の中で一番華やぐ季節ではないでしょうか。

2021年は、一年遅れのオリンピックやパラリンピックの開催、ワクチン接種など、色々なことがありましたね。

皆様にとってはどのような一年でしたか。

お忙しい中にあっても、しみじみと一年を振り返る師走をお迎えください。

「笑う門には福来る」は、知らない人はいないというくらい有名なことわざです。
“いつも笑いの絶えない家には、自然に幸福が訪れる”という意味ですが、皆様はどのくらい笑った一年だったでしょうか。

一日の中に笑いはありますか？

“笑う”という行為をあらためて考えみましょう。

笑う時には口を開けます。すると、息を吐くことで副交感神経が優位となり、リラックス効果が高まります。脳がリラックスすると、ストレスが緩和され、集中力や免疫力がアップ！　あわせて血液循環が良くなる、とまさにいいこと尽くしです!!

実は、わたしたちの脳は、口を開けずとも、ただ口角を上げるだけでも「笑った」と認識すると言います。すると、脳内ホルモンの分泌が増え、幸福感を得られるそうです。

さらに認知症の発現を遅らせたり、血糖値を下げたりするというのですから、笑わない手はないですね。

メンタル面ばかりか体にも大きな影響があります。

声を出して笑うことで使われるのは腹筋。10～15分間笑うことにより10～40kcalを消費するという研究結果もあるそうです（福島県立医科大学医学部疫学講座教授・医学博士　大平哲也教授より）。

笑うことは、家にいても、座っていてもできます。コロナ禍でテレワークが増え、運動不足という方は、日々の生活に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

その結果、福が来ればなお嬉し♪ですね＾＾