2018年 6月(水無月) まだまだあるホルモン!
二十四節気・・・
芒種(ぼうしゅ) 6月 6日 雑穀の種まきをする時期。また、田植えの頃。
夏至(げし ) 6月21日 昼の時間が一番長くなる。梅雨の時期到来。

近年は、日毎に気温差が激しく、季節のゆるやかな移り変わりによる「季節感」を感じにくくなりました。しかし、植物に目を向けると、あちこちで紫陽花のつぼみが大きくなり、色付き始めています。
九州の南部から始まり、九州北部や四国もいよいよ梅雨入りとなりました。
カラフルなレイングッズを取り入れるなどすれば気分も軽やかになり、鬱陶しい雨空もちょっぴり楽しくなるかもしれませんね♪
まだまだあるホルモン!

3月からはホルモンについてお伝えしています。
先月紹介したもののほとんどは、一度は聞いたことのある名前だったのではないでしょうか。現在までに100種類以上も発見されているホルモンですが、驚くべきは、それぞれが決まった細胞にだけ指令を運んでいるという点です。特定のホルモンをキャッチする受容体以外は素通りしてしまうというメカニズムの精緻さには驚嘆するばかり。
今月は、消化器系で分泌されるホルモンを中心に紹介します。
あまり馴染みのないホルモンにも、興味深い働きがあることが分かっていただけることでしょう。
ホルモンを正しく理解してダイエット!

食物が体内に入ると、ホルモンは、高すぎても低すぎても体に負担がかかる血糖を正常に保とうとします。
時間がなく、菓子パンやおにぎり、カップ麺など糖質の高い食物をちょっとずつ断続的に食べるだけでもホルモンは働くため、余分な栄養を貯め込んでしまうことも太る原因です。また、睡眠不足が続くと、成長ホルモンが働きにくくなるため体のメンテナンスがしにくくなり、糖や脂肪が分解されにくくなります。
ダイエットを考えている方は、しっかりと眠り、規則正しい食事時間を取ることが大切です。
ホルモンの種類と特徴
食物を口にする時には、以下に紹介するようなホルモンが働くことを意識してみましょう。

