2017年 9月(長月) 秋支度は体内から!
二十四節気・・・
白露(はくろ) 9月 7日 朝夕に心地よい涼風を感じ、肌寒い冷風もまじり始める頃。
秋分(しゅうぶん ) 9月23日 暑さが減り、かわりに冷気を感じる日が増える。昼と夜の時間の長さがほぼ同じ時。
2017年の夏は、7月に猛暑が続き、8月になった途端に連日の雨模様……。関東では降水連続日数が21日間も続き、8月としては1977年以来40年ぶりだったそうです。40年前の記憶は定かではありませんが、たしかに、このような8月はあまり経験したことがなかったように思われます。レジャーの予定を変更した方も多かったのではないでしょうか。
年々予測がつけにくくなる天候には驚かされるばかりです。
気温の変動も大きかったこの夏。室内ではクーラーをかけ、喉が渇けば冷たい飲物を飲み、薄着で肌を露出させるなどして、手首や腕、足首などを冷やしていませんか?
寝違いや肩こりも冷えからきていることが多いもの。
秋に移り変わるこの時期は、冬に向けて、体内の冷えを取り去り、外気の冷えに耐えうる体に戻すことが大切です。
冷えた体は手浴でケア
- 朝、目が覚めたら、洗面所に行き、洗面台に熱めのお湯をはります
- お湯に、ローズマリーやレモングラス、マジョラム、ラベンダーなどの精油を1~2滴垂らします
- 3~5分手を浸し、ボーっとするだけでも効果がありますが、手でグーパーをしたり、握ったりして動かすとより効果が高まります
※足の冷えを感じている方は、同様に足浴もするとさらに効果的です。
※血圧の低い方はやや熱め、高い方は少しぬるめが良いでしょう。
温かさは、手から腕全体へと徐々に広がり、目もパッチリ、気分もスッキリ!
肩まで血行が良くなるので軽くなり、やがて全身がポカポカしてきます。
手浴が効果的な理由とは?
心臓から送り出された血液は、約1分で全身を巡り、再び心臓へ戻ってきます。
つまり、手浴をすることにより、温められた血液が全身をめぐることになります。
血管は、脳や眼、肩や腕の筋肉へも分岐しているので、血流の流れも良くなることに加え、頭が冴え、眠気もスッキリ解消するでしょう。また、消化器系に作用する精油を使えば、夏バテ解消にもなります。
仕事前の準備体操と思えば一石二鳥!
残暑がどの程度になるか分かりませんが、まだしばらくはクーラーが活躍するはずです。秋~冬になってしまってからでは、熱を体内に蓄える時間的な余裕がありません。
まだ暑さの残る今こそ、冷えとりの良い時です。
朝からスッキリするためにもぜひ実践してみてください。
この季節におすすめの精油を4つ紹介します
ローズマリー
レモングラス
マジョラム
ラベンダー