2017年 7月(文月) 夏だから食べたいこの食材!

2017年 7月(文月) 夏だから食べたいこの食材!

2017年 7月(文月) 夏だから食べたいこの食材!

二十四節気・・・

小暑(しょうしょ) 7月 7日 梅雨が明け、徐々に暑さが本格的になり、蓮の花も咲く頃。

大暑(たいしょ ) 7月23日 1年で、最も暑さの厳しくなる頃。夕立や台風など夏の雨も多くなります。

7月は、梅雨も明け始め、気温もさらに上がります。

いよいよ夏休みシーズンが到来し、海や山、夏祭りなど、楽しいイベントも目白押しでしょう。

猛暑になるとすでに早くから言われている今夏。
夏バテをせず、猛暑・酷暑も元気に過ごすために、今月は、夏に食べたい食材を紹介します。


「中医学」に見る夏のからだ ~夏バテする理由~

「夏バテ」を中医学(中国の伝統医学)的に見ると、全身にエネルギーを巡らせる「気」と、体内の水分すべてを意味する「津液(しんえき)」を消耗することで起こると言われています。

ただでさえ、暑さで汗をかき、体内の水分不足が起こりやすいこれからの季節。

夏を迎えてから、「ダルい」「食欲がない」「ヤル気が起こらない」といった症状が出てきたら、要注意です!


夏に食べたい食材はこれ!

冷たい飲食物で一時的に喉を潤したり、体を冷やしたりするのは良いですが、取り続けてしまうと、内臓を冷やし、胃腸の働きが落ちてしまいます。

そこで、熱を取る食材や、摂取することで水分補給となる食材、また、元気の源となる滋養強壮になる食材や、胃腸の働きを助ける食材を積極的に取るようにしましょう。

体を冷やす食材
ウリ類(キュウリ、ゴーヤ、冬瓜、スイカなど)、ナス、トマト、大根、ゴボウ、レタス、セロリ、ミョウガ、もやし、わかめ、豆腐、貝類など


水分補給となる食材
トマト、キュウリ、れんこん、スイカ、メロン、桃、白きくらげ、レモン、梅など


滋養強壮の食材
ウナギ、海老、ニンニク、松の実、クコの実、百合根、ナツメなど


胃腸の働きを助ける食材
米、大麦、小麦、山芋、かぼちゃ、ジャガイモ、豚肉、大根、白菜、枝豆、トウモロコシ、オクラなど

夏のおすすめメニュー

山芋は、滋養強壮になる上、胃腸の働きも助けるので、暑さで疲れた体を元気にしてくれます。

そのため、ウナギや素麺などに加えるのもおススメです

オクラやミョウガなどと一緒に食べると、喉越しも良くなるので、夏こそぜひ食べましょう!