2016年5月(皐月) 「眼鏡」をチェンジ!

2016年5月(皐月) 「眼鏡」をチェンジ!

2016年5月(皐月) 「眼鏡」をチェンジ!

二十四節気・・・

立夏(りっか)5月5日 この日から立秋の前日までが暦上の夏。新緑で彩られ、夏の気配を感じる頃。「夏立つ」「夏来る」とも言われる。清浄明瞭の略で、万物が清らかで生き生きしているという意味。

小満(しょうまん)5月20日 秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、ホッとひと安心(少し満足)するという意味。田植えの準備を始める頃。

5月になると、草木が一斉に茂り始めます。

同時に、紫外線が強まり、早くもピークに向かうため、
その量は真夏に匹敵するほどの強さです。

ゴールデンウィークも始まり、気候も良いとなれば、
外へお出かけになることも多いでしょう。
そうなると、サングラスは必須アイテムですね。

 ということで(?)、今回は、ものの「見方」についてのお話です。


あなたの”眼鏡”は、どんな眼鏡?


あなたは、どのような眼鏡を持っていますか?

近視眼鏡に老眼鏡、遠近両用……。

いえいえ、その眼鏡ではありません。

「眼鏡にかなう」「眼鏡が狂う」や、偏見や先入観で物事をみる「色眼鏡」など、

物事をどう見ているかの眼鏡です。


○双眼鏡( 拡大解釈 と過小評価 )

例えば、自分が失敗したときに「失敗ばかりで私は無能だ」と、ちょっとした失敗さえも
悪夢のように感じてしまう方! 人が失敗したときには「大したことではないよ」と
言ってあげられるのに……。その逆もありますね。

または、人の良いところはよく見えて「スゴい!」と思うのに、
自分が良いことをしても当たり前としか思わない。

このように、物事を必要以上に大きく見たり、極端に小さく見たりしてしまう「眼鏡」。
思い当たることはありませんか?


○悪いところばかりが見える眼鏡

自己評価の低い人は、自分に自信がないために、何をやってもダメなことばかりが気になって、

自分の「全て」がダメなように感じてしまいがちです。
せっかくの褒め言葉も「たまたま」とか「それほどでもありません」と卑下して、
きちんと受け止めていないことがあります。そして、そのまま周囲を見渡すので、
「何も良いことがない」「全然楽しくない」と、
自分が不幸であるとの思いをどんどん強めてしまうのです。

あるいは、他人の粗ばかりを見て、文句を言ってしまう……。

そんな、悪いところばかりを見る「眼鏡」をかけている人はいませんか?
完璧主義だったり、その逆にコンプレックスの塊のようだったりという人に多く見られる傾向があります。


「眼鏡」を掛け替えよう!

全く良いところのない人はいません。

悪いところばかり見てしまう「眼鏡」をかけていることに気付いたら、

その眼鏡はちょっと横に置いて、良いところを探してみましょう!

といっても、眼鏡=見方 もクセになっているので、なかなか難しいかもしれません。

そんなときは、眼鏡を掛け替える実験くらいのつもりで気軽にトライしてみてくださいね。

肝腎なのは、見方が変わると気持ちが変わるかどうかです。