2016年 7月(文月) bon voyage! 快適移動術で楽しい旅を
二十四節気・・・
小暑(しょうしょ)7月7日 段々暑さが増していくという意味。梅雨開けも間近になり、湿気の中にも夏の熱気が感じられる頃。
大暑(たいしょ )7月22日 夏の暑さが本格的になるという意味。土用の丑の日も近い。
全国的にも梅雨明けとなる7月は、
海の日の連休や夏休みに旅行の計画を立てている方も多いことでしょう。
旅は移動中から始まっています!
快適に移動するためのポイントをおさえ、アロマも役立てましょう♪
乗り物酔いに
耳の働きには、音を感じる以外に、体の動きや傾きを感じる器官があります。
この体の状態を感じ取った耳からの情報と、
視覚から感じ取った情報がかみ合わない時に、乗り物酔いが起こるのです。
船に乗っている時、デッキから外を見て「揺れている」と感じ、
体も揺れていることを感知していれば船酔いをしません。
しかし、船内で、景色を見ない状態のまま、体が揺れを感じた場合は、
船酔いをしてしまいます。
【対策】
乗り物に乗った時には、外の景色を見ると良いでしょう。
また、食べ過ぎや、体を締め付けるものを身に着けていると、酔いを感じやすいので注意です。
もし、気分が悪くなりそうになったら、外の空気を吸うほか、
制吐作用のある、レモン、ペパーミント、ジンジャーの精油の香りを嗅ぐと吐き気が治まります。
長乗り物酔いが激しい人は・・・
出かける3日前から、
「内関(ないかん)」というツボ
(腕の内側の手首のシワから自分の指3本肘側で腕の幅の真ん中)に精油を塗り、
一日数回、ツボを押します。
長時間に移動に
長時間座ったままの状態でいると、血行が悪くなり、
ふくらはぎやふとももの静脈に血栓ができます。
立ち上がった途端に、血液循環が良くなることで動き出した血栓が、
心臓や肺で詰まってしまう状態がエコノミー症候群といいです。
呼吸困難や、脈が早くなる、胸が痛む、意識不明などの症状が出てきます。
【対策】
時折、立ち上がって歩いたり、座ったままの時でも足首を回したり、曲げ伸ばしをし、
できるだけ脚を動かすようにして血行を促しましょう。
深呼吸をすることも、血液循環の助けになります。
血液をサラサラにする効果のある柑橘系の精油(グレープフルーツ、レモン、オレンジ等)や、
抗凝血作用のあるゼラニウムを植物油で薄め、
膝やふくらはぎを軽くマッサージすると予防に効果的です。
その他のケアは、2015年5月アロマパワーで快適な旅を! をご参考に♪