2015年8月(葉月)酷暑に負けない! 4つの夏バテ対策
二十四節気・・・
立秋(りっしゅう)8月8日 暦の上では秋の始まり。実際には暑さの厳しい頃。
処暑(しょしょ)8月23日 暑さが止む頃。
毎日厳しい暑さが続いています。「酷暑」や「猛暑」という言葉……今年もよく耳にしますね。また、天気予報で使われる、気象庁の予報用語にも暑さを表す言葉があります。皆さんは、その違いをご存じでしょうか。
- 夏日:日最高気温が25度以上の日
- 真夏日:日最高気温が30度以上の日
- 猛暑日:日最高気温が35度以上の日
- 熱帯夜:夜間の最低気温が25度以上のこと
ちなみに「酷暑」とは、気温の高い日ではなく、激しい暑さそのものを表す言葉です。
連日、日本各地で観測されている35度以上の「猛暑日」。これは、2007年4月から予報用語に加わったそう。それ以前は、35度を超える日があまりなかったため必要なかったということでしょう。最近では、人間の平熱を超える暑さも観測されています。40度に近い日が多くなったら、再び新たな用語が加わるかもしれませんね。
そんな「酷暑」だからこそ、少しでも涼しく過ごし、夏バテにならない工夫を知っておきたいものです。
外から体を冷やす
太い血管の通っている箇所を、保冷剤などで冷やすと効果的です。
・首 ・脇の下 ・太ももの付け根
中から体を冷やす
ビタミンC、ビタミンE、βカロテンやカリウムを多く含む、夏に収穫される野菜や果物。こうした食べ物は、体内の熱を冷ましたり、利尿作用で余分な水分を排出したりという作用を持つため、夏バテ防止効果があります。
トマト、キュウリ、冬瓜、なす、スイカ、とうもろこし、枝豆、オクラ、かぼちゃ、ピーマン、ゴーヤ等
冷えすぎてしまったら
クーラーで冷やされた室内で、冷たいものを飲んだり食べたりして、思った以上に体が冷えてしまうこともあります。体が冷えると、胃腸の働きが鈍くなり、消化不良や食欲減退など、パワー不足にもなりかねません。そんなときは、体を温める食材を使って、体の内側からパワーを取り戻しましょう。
生姜、ニンニク、ネギ、大葉、みょうが
香りで冷やす
部屋に香らせるだけでも清涼感に包まれ、心身が涼しくなります。
ペパーミント、スペアミント、クールミント、日本薄荷