2015年5月(皐月)アロマパワーで快適な旅を!

2015年5月(皐月)アロマパワーで快適な旅を!

2015年5月(皐月)アロマパワーで快適な旅を!

二十四節気・・・

立夏(りっか)5月6日 山々も緑が繁り、夏の気配を感じる頃。
小満(しょうまん)5月21日 陽気が良くなり草木も生い茂る季節。

今年のGWは、北陸新幹線の開通や、成田国際空港第3ターミナルのオープンで、遠方までお出掛けになる方も多いのではないでしょうか。ようやく春らしく、外歩きが楽しい気温になってもきましたね! というわけで、今月は、旅先で快適に過ごすためのお役立ち精油をご紹介します。


必需品の精油

・ラベンダー

いろいろなことに役立つ大助かりな1本がこれ! ちょっとした切り傷や擦り傷などの外傷に原液のまま塗ることが可能です。精油の持つ皮膚再生作用から、後遺症もなく治りが早まる効果が期待されます。

また、南の海に行かれる方は、ミネラルウォーターを手のひらに取り、そこへラベンダーを1滴。日焼け後の体に塗ると痛みも軽減、やけどにも効果的です。眠れないときには、ティッシュに1滴垂らし、枕元に置いてみてください。香りの効用によりリラックスすることで、知らぬ間に寝られることでしょう。


長時間の飛行機(フライト)に

・グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ペパーミント

同じ姿勢で長時間座っていると、脚もむくみ始め、つらく不快な時間になってしまいます。そんなときには、グレープフルーツやオレンジ、レモン、ペパーミントの中からお好きな精油を植物油で薄め(スプーン1杯に1滴)、膝やふくらはぎをマッサージしましょう。なるべく脚を動かすよう気を付けることも大切です。


つら~い時差ボケに

◎夕刻に現地到着の場合(鎮静作用)
・ラベンダー、ローマンカモミール、ネロリ、イランイラン、マジョラム

◎まぶたのむくみ
・ローズマリー(シネオール)、ユーカリ、ジュニパー、レモン、ペパーミント

「鎮静」と「覚醒」、それぞれの目的に合わせて精油を選んだら、ホテルで沐浴(湯船に張ったお湯に精油を2、3滴入れて入浴)をしたり、精油を植物油で薄めて気になる部分をマッサージしたりしてみましょう。香りを嗅ぐだけでも、自律神経を調整する効果により、コンディションが整います。


健康管理と殺菌に

・ティーツリー、レモン

楽しいとはいえ、慣れない環境の旅先では、殺菌力の強いティーツリーやレモンでケア!まずは、コップに水を入れ、どちらかお好きな精油を1滴垂らし、うがいをしてください。

さらに、ミネラルウォーターで薄め、ティッシュに垂らすか、スプレー容器に入れて噴霧すれば除菌にも使えます。レモンは止血作用もあるので、切り傷など血が出てきたときに傷口に数滴垂らしてみましょう。レモン精油を植物油で薄め、みぞおち部分をマッサージすると胃を強くする効果も期待できます。