2014年5月(皐月)新緑の季節のとっても簡単な健康法

2014年5月(皐月)新緑の季節のとっても簡単な健康法

2014年5月(皐月)新緑の季節のとっても簡単な健康法

二十四節気・・・

立夏(りっか)5月5日 春分と夏至の中間。この日から夏の始まりです。
小満(しょうまん)5月21日 陽気が良くなり、万物が伸び、育ち、大地に満ちていく頃。

色とりどりな花の香りを楽しむうちに、いつしか新緑の美しい季節! ひと雨ごとに、グリーンがぐんぐん鮮やかに。木々の枝にも若葉があふれ、植物も生き生き。このパワーを使わないなんてもったいない!


人間も太陽の光が大切です

植物と同じように、人間にも太陽の光が必要です。光を浴びることで脳内に「セロトニン」が分泌されます。その結果、気持ちが落ち着き、穏やかで活動的に。

光を浴びて、太陽の恵みを、こころとからだにチャージしましょう!


若さの秘訣(ひけつ)は香りにあり

元気を保つためには、五感に心地よい刺激 を受けることが大切です。中でも注目したいのが、嗅覚。香りを感じる神経は、脳神経に直結しています。そのため、香り成分は脳の深い部分、「海馬」や「扁桃」という本能や感情、記憶を司る部分に届きやすく、香りを嗅ぐだけで、リラックスしたり、幸せな気分になったり、集中力が高まったりするのです。

アロマセラピーの精油は、植物の芳香成分を抽出したもので効果はさまざま。まずは自分の好きな香りを見つけましょう。「いい香り!」と感じた香りは、今のあなたに必要な作用を持つものかもしれません。

上手に香りを取り入れ、日々の生活の中にメリハリをつけることで、イキイキ活動的で若々しく! 感情が平坦になりやすいとされる高齢者の方にもオススメです。


呼吸で体調管理

緊張すると、心臓は勝手にドキドキ、筋肉はガチガチ。リラックスすると筋肉は緩む……など、自分の意志と関係なく働いているのが自律神経。ストレスが続くと、この自律神経が乱れ、心身に不調が現れやすくなります。体調管理に欠かせない、自律神経。自分でコントロールできる方法が1つだけあります!

それは「呼吸」。“吸う”ことで適度な緊張の、“吐く”ことでリラックスのスイッチが入ります。たかが呼吸と侮るなかれ。いつもよりもゆっくりと、呼吸だけを味わう気持ちで行ってみましょう。気持ちもゆったりと落ち着いてきます。

せっかくの心地よい季節。
外に出て太陽を浴び、ゆっくり呼吸をしながら、植物の香りをからだ一杯に取り込んで一石三鳥?!