2013年12月(師走)今年の疲れは今年のうちに

2013年12月(師走)今年の疲れは今年のうちに

2013年12月(師走)今年の疲れは今年のうちに

二十四節気・・・

大雪(だいせつ)12月7日 北風も吹きすさみ、雪がたくさん降る頃。
冬至(とうじ)12月22日 一年で夜が一番長く、この日を境に徐々に昼が長くなる。


冬至は湯治

「冬至の日には、ゆず湯に入る」昔からの風習。実際にゆずには、血行を良くする成分があります。寒い季節だからこその日本人の知恵だったのですね。一方で、ゆず湯のように植物を入れた薬湯に入ることを「湯治」ととらえ、「冬至」とかけたのだという説も! 季節によって菖蒲やゆずなどを用いる薬湯。すでに江戸時代には民間療法として親しまれていたともいわれています。

湯治とは、温泉地に滞在し、湯に入ることで病を癒す温泉療法。「そう頻繁に温泉なんて行けないよ」という方は、いつもの入浴タイムを活用することから始めましょう!


乾燥の季節にオススメのお風呂

冬にさしかかり、いよいよ乾燥も本番。かけばかくほど、ますますお肌がかゆくなる……という経験はありませんか? これは、空気の乾燥によって皮膚の表面から水分が蒸発し、肌のうるおいが奪われることで、肌が外からの刺激を受けやすく敏感になるからです。また、手足の先を通る血管が寒さで収縮し、血行が悪くなり、肌のうるおいを守る皮脂の分泌が低下することも影響します。

そんなときこそ「オイル風呂」。
肌の表面がほどよい油分で覆われ、保湿効果でしっとりスベスベ! ぜひお試しください。

● オイル風呂

湯船に、スプーン1杯(5cc)のオイル※を入れ、よくかき混ぜてから入ります。
お風呂から出るときも掛け湯せず、そのままで。

※オススメのオイルは、マカデミナナッツオイル、オリーブオイル(エキストラバージン)、セントジョーンズワートオイル、アルニカオイル等。


今さらですがお風呂の効用

お風呂はシャワーという方も多くみられますが、お風呂は洗うだけが目的ではありません。

日々を元気に過ごすためには、湯に入る時間もとても大切です!

  1. 自律神経に働く
    ・熱め(目安42℃以上)は朝向き。
    交感神経を優位にし、心身を活動的にします。
    ・ぬるめ(目安39℃以下)は夜向き。
    副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせます。
  2. 全身の血行が良くなり、コリを解消
  3. 水圧でむくみ解消
  4. 発汗でデトックス
  5. 体の深部が温まり、内臓の働きが活発に

湯に入るだけでこれだけの効用が!
疲れを溜めないためにも、湯につかって“その日の疲れはその日のうちに”

それでは皆さま、良いお年を!