2012年7月(文月アタマで節電 暑さに縛られない思考法

2012年7月(文月アタマで節電 暑さに縛られない思考法

2012年7月(文月アタマで節電 暑さに縛られない思考法

二十四節気・・・

小暑(しょうしょ) 7月7日 暑さがだんだんと強くなってくるという意味。
大暑(たいしょ) 7月22日 暑さが最も厳しくなり、本格的な夏の到来。

7月の和風月明は「文月(ふづき)」。由来は「稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)」とあります。「稲穂が実るのは秋では?」……実は、和風月名は、旧暦の気候や祭事などに関連してつけられたものが多く、新暦の季節とは1,2カ月ずれた名称になっているのです。

稲の生育どころか、大雨の被害が心配なこの頃ですが、いよいよ九州、本州へと「梅雨明け」が北上します。夏に向けて、クーラーや冷感素材など暑さ対策はモノばかりではありません。今回は一風変わった暑さ対策をご紹介します。


心頭滅却すれば火もまた リフレーミング

暑いといえども、今年も心がけたい節電。日常できる工夫はまだまだあります!

「暑い!」と嘆いてばかりでは、暑さは増すばかり。モノの見方をちょっとだけ変えてみませんか?「暑い!」のを「暑さで何もできない」とみるか、「暑さでビールが美味しい」とみるかで、同じ状況が悪くも良くもなる……あなた自身の“意味づけ”一つで変わってしまうのです。このように、「自分なりの価値観・思い込み」の枠組み(フレーム)を外して、違う枠組みで見直すことを「リフレ―ミング」といいます。

悪い方にばかり捉えて思考の悪循環に陥ってしまうことや、自分や相手の性格のイヤなところばかりが目についてしまうことはありませんか?

こんなときにも「リフレーミング」してみましょう。優柔不断→柔軟性がある、落ち着きがない→行動的、頑固→意志が固い、など見方を変えれば、短所も長所として役立っていることがあります。見方が変わると、気持ちも変わるでしょう。ビールはやっぱり暑い夏に限ります!


おいしく熱中症予防 薬膳レシピ

汗の多いこの季節、水分を補い、熱をとる働きがある冬瓜がオススメです。

冬瓜とあさりのスープ煮(2人分)

①冬瓜(1/4個、種もそのまま)は皮をむき、一口大に切る。

②冬瓜を炒め、砂抜きしたあさり(200g)と椎茸(4枚)を入れ、水400ccと鶏がらスープの素(大さじ1)を加え、冬瓜が柔らかくなったらクコの実適量を入れ、火を止める。刻んだ青しそを添える。

※冬瓜の皮は、醤油・砂糖を加えて炒め、きんぴらに。