2012年5月(皐月) 風薫る5月、爽やかに眠ろう

2012年5月(皐月) 風薫る5月、爽やかに眠ろう

2012年5月(皐月) 風薫る5月、爽やかに眠ろう

二十四節気・・・

立夏(りっか)5月5日 日毎に暑くなる「夏が立つ日」。今年は端午の節句!
小満(しょうまん)5月21日 草木も伸び、万物が成長して満ちてくる意味。

今年のGWは長いところでは9連休だとか。ご予定はもうお決まりですか?

草木が生い茂るのと同じように、人間も体内にエネルギーが満ちる季節。今年は寒さも長かった分、この新緑の季節に心身をリフレッシュすることがより大切になってきます。

5月の和風月名は「皐月(さつき)」

早苗を植える月で「早苗月」が語源といわれています。五月と書いても「さつき」と読みますが、新暦では6月頃を指すので、「五月晴れ」とは本来、梅雨の晴れ間や梅雨明けの晴天を指す言葉だったそうです。GWの晴れ空とは、大分イメージが違いそうです。

さて、GW明けの「五月病」も心配されるところ。寝つきが悪い、途中で目が覚める、いくら寝ても疲れがとれない、など睡眠の変調も重要なチェックポイントです。

そこで、今月もテーマは「睡眠」。いよいよ「眠り」について考えていきましょう。

セロトニンとメラトニン

先月のコラムでご紹介したとおり、朝「太陽の光」を浴び、「リズム運動」をすることでセロトニンが分泌されることがわかりました。十分な量のセロトニンによって作られるのが、”睡眠ホルモン”のメラトニン。光のスイッチONから約12時間後に暗くなり始めると分泌されはじめ、午前0時~2時の時間帯に分泌のピークを迎えます。

メラトニンの分泌を妨げる光

暗さがメラトニンが分泌されやすい状況にするので、光の刺激は眠りを妨げます。身体が眠ろうとする夜の時間帯に、TVやPC、携帯メールやゲームなどを見ると、目に強い刺激が与えられ、メラトニンが分泌されにくくなってしまいます。 “眠れない・・・・・・”という方、心当たりはありませんか?

眠りを導くには

間接照明やキャンドルの灯は、目にも穏やかで、気持ちをリラックスさせていきます。お風呂の照明を消して、月明かりやキャンドルを灯しての入浴もおススメです。

好きなアロマ精油を湯船にたらしたら、効果は2倍にも3倍にも!本に書かれている効能ではなく、「この香り好きだなぁ」と直感で感じたアロマ精油を選びましょう。その日の気分で、好みの香りも変わります。迷ったら、樹木やかんきつ類の精油もオススメ。せひ、今夜からお試しあれ♪

そして・・・・・・ぐっすりおやすみなさい。