2012年2月(如月)「冬季うつ病」をご存知ですか?
二十四節気・・・
立春(りっしゅん)2月4日 春の始まり。立春以降に初めて吹く強風が春一番。
雨水(うすい)2月19日 雪が雨に変わり、氷が溶けて水となることが由来。
2月の和風月名は「如月」
まだ寒さが残る時期に、衣を重ね着する(更に着る)から「衣更着(きさらぎ)」という説がもっとも有力とのこと。
まだまだ寒いこの時期、「う~寒い」と両肩をすくめて力を入れ過ぎていませんか?本来肩に力を入れるのは、動物の威嚇姿勢。人間でいうと怒りのような感情、つまり強いストレス状態です。怒りの姿勢で心からリラックスすることは難しいですね。
持ち上がっている肩に気が付いたら、あえてもう一息力をこめてから「ストン」と脱力する運動を数回繰り返してみましょう。心身のリラックス状態を取り戻すことできます。肩こり軽減のおまけつきです!
こんな症状に悩まされていませんか?
毎年、秋から冬になると、気分が落ち込みはじめ、眠くて眠くてたまらない。春にはすっかり回復するのだけれど……。 それは、「冬季うつ病」かも知れません!
うつ病にもさまざまなタイプがあり、その中の一つに、季節限定で現れる「季節性うつ病」があることをご存知でしょうか。
代表的な症状の違い
毎年、秋から冬になると、気分が落ち込みはじめ、眠くて眠くてたまらない。春にはすっかり回復するのだけれど……。 それは、「冬季うつ病」かも知れません!
うつ病にもさまざまなタイプがあり、その中の一つに、季節限定で現れる「季節性うつ病」があることをご存知でしょうか。
代表的な症状の違い
一般的なうつ病の症状 | 冬季うつ病の特徴的な症状 |
無気力 気分の落ち込み 今まで楽しめたことが楽しめない 人付き合いが面倒で、外出がつらい など | 眠気が強く、過眠傾向 炭水化物や甘いものが欲しい 体重の増加 など |
原因
緯度が高いほど発症率が高い、太陽光に恵まれた地域から移り住んだ人で発症率が高くなる、などから「日照時間の短さ」に起因するといわれています。光を浴びることで目から刺激が入り、脳内神経伝達物質のセロトニン(心の平常に保つ働きをする)が増えるのですが、そのセロトニン量が低下し、うつ症状を引き起こすとのことです。
対策
症状がつらい場合は薬物療法がありますが、何といっても太陽の光を浴びることが一番!
ぜひ、明るい日中はウォーキングや散歩など外での時間を増やすことを心がけましょう。