2011年9月(長月)身体に効く秋の七草
二十四節気・・・
白露(はくろ) 9月8日 露の量が増し大きな露が白くみえることがこの名の由来。
秋分(しゅうぶん) 9月23日 暑い日が減り、かわりに冷気を感じる日が増える。
朝晩は随分過ごしやすくなってきました。
昼間はまだまだセミの声も盛大ですが、夜の帰り道、耳を澄ますと……ほら秋の虫の声。
秋の七草

「春の七草」は七草粥に使うように、もともと食べるものとして知られています。
一方、「秋の七草」は観賞するものと言われていますが、実は全てが薬用になる草花。
今回は、その効能をご紹介しましょう。
萩(ハギ)
マメ科 干した根は漢方薬では、咳止め、去痰、胃の痛み、下痢の緩和に。 また、女性ののぼせやめまいにも有効です。
尾花(オバナ:ススキの花穂が出ている時の呼び名)
イネ科 根茎は解熱、利尿に。

葛(クズ)
マメ科 根から採取したでん粉が葛粉、根を乾燥させたものが風邪薬の葛根湯の成分です。発汗、解熱、鎮痛に。芍薬と配合して急激な筋肉の緊張をとる作用もあり、肩こりにも有効です。
撫子(ナデシコ)
ナデシコ科 種子を漢方薬として用います。
炎症を抑え、利尿作用があり、むくみや高血圧の緩和に煎じて飲みます。
女郎花(オミナエシ)
ナデシコ科 生薬名は瞿麦子(クバクシ)。
根に利尿作用と通経作用があり、むくみや月経不順に。
藤袴(フジバカマ)
キク科 生薬名は蘭草(ランソウ)。皮膚のかゆみや糖尿病の緩和に。
桔梗(キキョウ)
キキョウ科 咳止め、喉の痛みや気管支炎、扁桃炎に有効。
化膿性のはれものにも効果的です。
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