2011年6月(水無月) カビ対策&夏の暑さに適応しやすいからだづくり
梅雨の季節の暮らしとからだ
二十四節気・・・
芒種(ぼうしゅ)6月6日 芒(のぎ:穂先が尖った形)の穀物の種をまく季節。
夏至(げし)6月22日 一年で昼間の時間が最も長い。
今年は梅雨入りが例年より早く、関東甲信越地方では5月27日で観測史上2番目となるそうです。これから約1ヶ月間は、雨や湿気とお付き合いをしていかなくてはなりません。カビや食中毒など、菌類の繁殖が気になるこの時期、しっかり予防して快適に暮らしたいものです。
また、高温多湿で汗ばむ日が続いたかと思うと、急に冷え込むなど、体調のコントロールが難しい季節でもあります。夏に向けて暑さに適応しやすいからだの準備も始めましょう。
暮らしの殺菌@アロマセラピー
アロマセラピーで使われる精油のほとんどに殺菌作用があります。中でも殺菌力が強く、カビや水虫などの真菌類にも効果的な精油を使ったアロマスプレーをこまめに吹きかけてみましょう。作り方はとっても簡単。爽やかな香りが広がり、気持ちもスッキリ清々しくなりますよ!
スプレー容器に、無水エタノールなどアルコール性のもの10mlと精油20滴を入れよく混ぜ合わせ、精製水またはミネラルウォーター40mlを加えます。よく振ってから気になるところへ吹きかけます。
オススメ精油ブレンド:ティーツリー10滴+ペパーミント4滴+レモングラス6滴
①キッチン周り・・・まな板、ふきん、三角トレー、ゴミ箱など
②浴室内・・・壁、洗面器、シャンプーや石鹸容器など
③足元のケア・・・靴やサンダル、足の裏や指先に
※お肌が敏感な方は、精製水またはミネラルウォーター50mlに滴数を控えめに精油を混ぜ、毎回良く振ってお使いください。
腎臓の働きを高める
暑さに順応していくには、熱を発散しやすいからだになることが大切です。それは、汗をかきやすいからだ=「腎臓の働きを促す」ことです。
①左右のわき腹をつまみ外側へゆっくり軽く引っ張る
吸う息で引っ張り ⇒ 吐く息で緩める 約10呼吸行います
②両手を背中側のウェストの位置(腎臓の辺り)に当て、上下にさする
※腎臓は、腰の辺りに左右ひとつずつ。握りこぶしよりやや大きいソラマメのような形をしています(図を参照)。
③おへそと下腹部に両手を置き、左右にゆっくりさする
お腹、腰のあたりが温かくなってきたらOKです。