2011年11月(霜月)冬の身体にいいこと試してみよう!

2011年11月(霜月)冬の身体にいいこと試してみよう!

2011年11月(霜月)冬の身体にいいこと試してみよう!

二十四節気・・・

立冬(りっとう) 11月8日 日が早く暮れ、木枯らしが吹きだす冬の始まりの頃。
小雪(しょうせつ) 11月23日 小雪がちらつき始め、冷え込みも厳しくなる頃。

北海道や東北の山々を皮切りに、日本列島の随所で紅葉が見ごろを迎え、錦秋の風景が味わい深い季節です。美しい紅葉には「昼夜の気温の差が大きい」必要があるといいますが、確かに1日の寒暖差を感じる日が増えてきました。

「紅葉狩り」を楽しむがごとく自然の中を散策すれば、晩秋を満喫するひとときが過ごせる一方で、冷たく乾いた風が身体にしみいり、冬の訪れも実感されることでしょう。
先月に引き続き、今月も「冷え」と「乾燥」対策がテーマです。
自分で試すことで効果も実感できるかも?
健やかな冬を過ごすためにできること、ご一緒にはじめましょう!


①冷え対策:疲れはその日のうちにリセット

冬の冷えは、私たちの活動を低下させ、体内の血行も悪くするので、病気を引き起こしやすくなります。筋肉疲労の回復が遅くなりがちなのもこの季節です。

蓄積された筋肉疲労によって、やがて筋肉がこわばり、腰や背骨が歪みやすくなることでギックリ腰を起こしやすくもなります。

ですから、その日の疲れはその日のうちに。疲労の蓄積は厳禁です!

入浴時、カラスの行水はやめ、身体の芯までしっかり温まりましょう。それが難しい場合には、こまめに足浴を行なうようにしましょう。足の指と指の間を引っ張って広げてからの足浴はより効果的です。

※足浴の方法は、ホリスティックケアのススメ「2011年1月(睦月)」を参考にしてください。


②乾燥対策:上手な水分補給方法をいくつかご紹介します

「冷え」と「乾燥」はワンセット。冷えるから乾きやすくなり、乾くとより冷えやすくなります。唇や口の周りがカサカサしてきたら身体が乾いている合図です。

気がついたらすぐにできる上手な水分補給法をご紹介しましょう。

  • 今の季節は、水を飲むよりも、みそ汁やうどんの汁、スープなど塩分も含む温かいものが良いでしょう。日本人は鍋の後の雑炊が当たり前!そうして効果的に水分を摂りこんできました。皆で鍋を囲んで、楽しく水分補給を!
  • お風呂に入り、湯船に浸かりながら水を飲んで水分を補います。
    飲み方は、一口含んで、口の中で水を転がし、唾液と混ざってトロトロになったら食べるように飲み込みます。チビチビ飲むのがコツです。