代表の篠原は、11月中ごろから始まった喉の痛みから咳となり、さらには高熱が続き、マイコプラズマに罹ったようで、結果、半月も寝込むこととなりました。
カウンセリングルームを閉め、出張ケアなどを中止にすることにもなり、皆さまにはご迷惑、ご不便をお掛けしましたこと改めてお詫び申し上げます。
一気に気温が下がる今の時期、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症、そしてマイコプラズマ肺炎の3つで「トリプルデミック」とも言われています。
くれぐれもお気をつけてお過ごしください。
これから寒さが一段と厳しくなりますので、当ルームスタッフ一同、体調管理に一層努めたいと思います。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。
自分の内側に関心を持つ
日々、施術を行っている中で思うことは、「体は正直だ」ということです。
お仕事で締切があると体が緩みにくいのに、終えた途端に緩みやすくなったり、パソコンの画面の位置により頭や肩の向き、眼球の動きに左右差があったり。日頃、どのようなお気持ちでいるのか、体の使い方がどのようなのかなどなど……、体に触れると、ほとんどの情報が分かります。
ご自分の感じている感覚と実際では左右差が異なるというようなケースもあるものです。
とりわけ、“手”は、毎日使っている分、凝っているということが分かりにくく、手や腕の施術を通してフィードバックをすると、皆さんとても驚かれます。
利き手は案外動きがあるせいか、利き手ではないほうが凝っていることが多いように思います。
毎日パソコンに向かい、意識は目の前のこと、外に向いていがちです。
しかし、ちょっとした合間に、ぜひ意識を外側から自分自身の内側へ向け、頭のてっぺんから足の先までをじっくり感じてみてください。
それは、内臓も同じこと。喉や胃、腸などはどのような感じがしているでしょうか……。
最初はなかなか感じにくいかもしれませんが、日々行うことで感度が上がってきます!
ご自分の内側にぜひ関心を持っていただきたいです。
体が教えてくれること
体が弱い方は、自分の内側にいつも意識を持っているので、ちょっとした変化に気づきやすいものです。
しかし、もともと体が強く、多少の無理ができ、無理をしてきた方は、感度が鈍っている可能性があります。
すると、意識が外側に向きやすく、かなり疲れが溜まって初めてそれに気づくことになります。
疲労を回復させる方法を知っていれば回復も早いでしょうが、重なると病気になることがあるので、要注意です。
先日来室された方は、夢を見るようになると「疲れているのかなぁ」と気づき、ケアをしますと仰っていました。
そう、ご自身の内側に意識を向けているとサインに気づきやすくなります。それが、不調を未然に防ぎ、早めに回復させる1番の秘訣です!
忙しいと、体を観察する時間も心の余裕もなかなか持ちにくいかもしれませんが、お風呂上がりや寝る前だけでもぜひ、感じてみてください。
一生使うあなたの大事な体です。
年末年始のお休みの時こそチャンスではないでしょうか。
1年間頑張った体を労り、年明けには元気にスタートできる準備を始めましょう。