2011年1月(睦月)恭賀新年
一陽来福、新しい年に向けて
二十四節気・・・
小寒(しょうかん)1月5日頃 「寒の入り」。寒さがしだいに厳しくなる時期。
大寒(だいかん)1月20日頃 寒さが最も厳しい時期。
明けましておめでとうございます。3日箱根駅伝の復路スタート地点、芦ノ湖はうっすら雪景色。いよいよ本格的な寒さの到来です。7日にいただく七草粥は、正月休み中に疲れた胃腸を整え、冬場に不足しがちな栄養素を補い、一年間健康に暮らせるそうです。さて、春の七草は全て言えますか?
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
万病のもと“冷え”にご用心
この季節は風邪をひきがち。寒さのため、少々の無理でも免疫力が落ち、たちまち“冷え”が入り込みます。とりわけ冷えやすい首はマフラーやスカーフで常に保温することが大切。首の後ろの骨のでっぱりに手を当て、いつまでも温かくならなかったら要注意!体が冷え始めたサインです。ゾクッときたら、早めに“冷え”を追い出しましょう。
冷え撃退法
・温湿布(タオルを2本用意します)
【アロマの精油で】
洗面器にお湯(80度前後)を入れ、ティートリー、ユーカリ、ブラックペッパー、シナモン、マジョラム、ゼラニウムなどの精油2~3滴を垂らす。
【生姜で】
すりおろした生姜(約100g)をお茶パックに入れ、大きな鍋(2~3リットル程度)で沸騰しない程度のとろ火で熱し、エキスをタオルに浸す。 タオルをしぼり(熱いので注意)温湿布を作り、首のつけ根や肩甲骨の間に当て、上から厚めの布で保温する。(タオルが冷えてきたら交換し、一ヶ所約15分程度)
*肩こりや眼精疲労にも効果的。
*同様にお腹や腰を温めると手足の血行も良くなり、疲労回復に。
・足浴(洗面器を2つ用意します)
両足が入る程度の洗面器2つにそれぞれお湯と水を入れ、まず湯に足を入れ、差し湯をし徐々に温度を上げていく。足が温まってきたら、水に入れ約30秒~1分。再び湯に入れ・・・を交互に繰り返し水で仕上げる(湯だけで行うより発汗が早まります)。
*温湿布①のアロマ精油を湯に入れると更に効果的。
・葱味噌スープ(1杯分)
a.葱3~4cmを粗みじん切り b.鰹節一つまみ(約1g) c.味噌大さじ1(18g)
a~cの材料をカップに入れ、熱いお湯を注ぐ。お好みですりおろし生姜をいれる。