2013年5月(皐月)もしかして、五月病?

2013年5月(皐月)もしかして、五月病?

2013年5月(皐月)もしかして、五月病?

二十四節気・・・

立夏(りっか)5月5日 木々も繁り、「夏がきた」という意味。
小満(しょうまん)5月21日 穀物に穂がつき、一安心(少し満足)するという意味。


5月5日は「端午の節句」。「菖蒲」=「勝負」「尚武(勇ましい)」に通じることから男児の出生を祝い、菖蒲湯に入る習慣は江戸時代からありました。

菖蒲にはアザロンやオイゲノールという精油成分が多く含まれていて、血行を促す効果もあることから腰痛や神経痛、冷え性にも有効です。

また、葉は煎じて腹痛に、根は漢方薬として解熱・ひきつけに使われたてきたそうです。日本には和のアロマが昔から存在していたのですね。


もしかして、五月病?

GWを過ぎて「何だか元気が出ない」という方、3月~4月にかなり頑張ったのでは。春は気力も充実し、期待感や緊張感を持ちながら新しい環境に適応しようと頑張っています。GWに入り緊張がゆるんだ途端、無気力になったり、気分が落ち込みやすくなったら「五月病」かもしれません。医学的には「適応障害」や「気分障害」といわれ、以前は、主に新入生や新入社員を指していました。けれどもEAPの現場では、転職や異動等によると思われる同様の症状が社会人全般にみられます。この時期に「何かおかしい」「いつも通りの自分ではない」と感じたら、まずは以下の3つを試してください。


1.「時間がたてば大丈夫」と自分に言ってみる

自分がいけないのではなく、誰でも最初は初めてであることを思い出しましょう。
思うような結果が出なかったとしても焦らないことが大切です。


2.ぐるぐる思考が出てきたら「ストップ!」と声を出してみる

帰っても会社のことを考え続けたり、できなかったことを悔やんだり。ぐるぐる考え続けていませんか?

PCに例えると、起動させ続け、ファイルをたくさん開いている状態。当然、動きが鈍くなりフリーズしてしまいます。PCなら電源をOFFにすればいいですが、私たちは、意識しないと思考を断ち切ることができません。

「ストップ!」と声を出し、一瞬でも思考を中断できたときのために、プチご褒美を用意しておくのも効果的。

思考中断=ご褒美=快感となることで、ぐるぐる思考を手放せるようになっていきます。


3.休養と気分転換

ON・OFFをはっきりさせ、自分が好きなこと、快刺激になることをやってみましょう。自然の中を散歩したり、軽く体を動かしたりすれば、心身のリフレッシュ&リラックスというW効果があります。

※症状が軽減しない方には、心療内科や精神科医の受診をおすすめします。