2014年12月(師走) 年末は、こころとからだも大掃除!
二十四節気・・・
大雪(たいせつ)12月7日 雪が激しく降り始める頃。
冬至(とうじ)12月22日 1年で一番昼間が短い。ここから日が延びる。
この日を境に昼間の時間が長くなっていく冬至。かつては、1年が始まるめでたい日とされていたそうです。一方で、真っ暗闇から月が膨らみ始める新月もまた、月の復活を祝うめでたい日。と、今月のカレンダーを見てみると……なんと冬至と新月が同じ22日!今年は、19年に1度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」なのです。W吉日なんてワクワクしますね。
さて、今年も残すところ1カ月。今月は「こころとからだの大掃除」と題して、心身をスッキリさせるワザのあれこれをご紹介します。
こころとからだの大掃除~呼吸編~
ストレスを感じている方は、みぞおち(胸の真ん中あたり)を触ってみてください。ここが硬くなっているようなら呼吸法をどうぞ。
- 口から大きく息を吐きながら上半身を前に倒して脱力する
- 息を吐き切ったら、鼻から大きく息を吸い込みながら、もとの姿勢に戻す
- みぞおちが柔らかくなるまで数回繰り返す
こころとからだの大掃除~ツボ編~
不要なものを排出させるツボは、足裏の真ん中にあります。入浴中やテレビを見ている時間などに押す習慣をつければ、毎日デトックスできますね。
こころとからだの大掃除~筋弛緩(しかん)編~
心身の緊張は、溜めこまないことが大切です。そこで、意識的に脱力状態をつくることで、緊張をゆるめる運動を行ってみましょう。
- 体の脇に腕を垂らし、思い切り強く拳を握り続ける(5~6秒ほど)
- その後、一気に力を抜き、指をだらんと開き脱力の感覚を味わう(10秒以上)
- 緊張→脱力、を何度か繰り返す
からだが暖かくなったように感じたら、リラックスできている証拠です。
●プラスα
両肩の上げ(緊張)下げ(脱力)、顔、あご、脚等、続けて他の部位でも行うと、さらに深い脱力状態が得られます。
こころとからだの大掃除~温湿布編~
いろいろな考えが頭の中を巡り、気が休まらない方は、頭から首にかけて温湿布をしてみましょう。オススメの部位は、目や鎖骨の上あたり。特に、冬に乾燥しやすい目をケアすると、つながっている頭部も休まり神経系統が落ち着くそうです。整体では、アキレス腱を温めると頭がゆるむともいわれています。