2015年2月(如月)乾燥に負けない! 春に向けたお肌しっとりケア
二十四節気・・・
立春(りっしゅん)2月4日 節分の翌日。冬至と春分のちょうど真ん中で暦の上では春の訪れ。
雨水(うすい)2月19日 寒さが和らぎ、雪が溶けて雨へと変わる頃。
2月4日は「立春」。春の始まりではありますが、雪も降り、まだまだ寒さに油断できない時期です。さらに連日の乾燥注意報。大気が乾燥しがちで、皮膚がカサカサしやすくなります。中には「しもやけ」に悩む方もいらっしゃることでしょう。
そこで今月は、この時期特有の症状を改善する方法をご紹介します。
痛がゆい しもやけ には
- からだを温める。
しもやけになる方は、からだ全体がかなり冷えています。そのため、生命維持に重要な内臓に優先的に血液が集められ、末端の手足には血液が届きにくくなってしまう状態です。
こんな方には、ぜひ半身浴を。40度位のぬるめのお湯に約30分浸かりましょう。お湯から出ている上半身は、タオルを巻いて冷やさないよう注意。温かさが、内臓までジワジワと届きます。
アロマの精油を湯船に4~5滴垂らすとさらに効果的。複数の精油を混ぜてもOKです!十分に温まったら、しもやけの部分を動かしたり、もんだりして血液循環を良くしましょう。 - 患部の血行を良くする。
洗面器に熱いお湯を入れ、アロマ精油を2~3滴垂らし、手や足のしもやけ部分を浸します。熱さに慣れてきたら、その部位を曲げたり、伸ばしたり、もんだりして血流を促します。
5分続けたら、冷たい水に30秒浸け血管を収縮させます。2度繰り返したら、最後に熱いお湯に5分浸して終了です。○ リラックスに・・・・カモミール、ラベンダー
○ 血行促進に・・・・・ゼラニウム、ローズマリー
○ 毛細血管拡張に・・・マジョラム ※血圧が低すぎる方はNG。
乾燥してカサカサしたお肌には
空気の乾燥で、皮膚から水分が蒸発しやすくなります。皮脂の分泌も減るため、表面の水分がさらに失われるという悪循環。いったん掻き出すと止まらなくなり、傷になってしまうことも。そんな時は、水分&油分の両方を補うと落ち着いてきます。
オイル入りローション
10mlの植物油(ホホバ、マカデミアナッツ、ライスキャリア、カレンデュラなど)に、症状に合わせたアロマ精油を合計12~15滴混ぜます。それを、ハーブウォーター(ネロリ、ラベンダー、カモミールなど)や精製水200mlに加え、よく振って皮膚にすり込みます。
○ かゆみが強いとき・・・ティーツリー、カモミール、ミルラ
○ ひび割れや傷には・・・ラベンダー、ゼラニウム、キャロットシード、サンダルウッド