2015年9月(長月)人間関係を円滑にする方法とは?

2015年9月(長月)人間関係を円滑にする方法とは?

2015年9月(長月)人間関係を円滑にする方法とは?

二十四節気・・・

白露(はくろ)9月8日 露の量が多くなり、白く見えるという意味。
秋分(しゅうぶん)9月23日 昼と夜がほぼ同じ長さで、秋の夜長の始まり。

記録的な猛暑日の連続だった今年の夏の前半に対して、後半は、気温も下がり、夏から急に秋の気候になりました。このように気候の変化が大きいと、夏の疲れが早くに出やすくなります。季節の変わり目の過ごし方は、2014年9月(長月)を参考にしていただき、秋に向けての体づくりをしましょう。

さて、今回は「人間関係を円滑にする方法」についてご紹介したいと思います。

皆さんは、どれだけ自分のことを知っていますか?人からは、どう見られていると思っていますか?

他人の目を気にし過ぎて、思うように行動できなかったり、他人から指摘されたことに、自分は気付いておらずショックを受けたりなどという経験はないでしょうか。

このような自分の視点と、他人の視点を、4つの窓で表した図があります。

これが「ジョハリの窓」です。


ジョハリの窓

「ジョハリの窓」とは、米心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」。二人の名前を組み合わせ「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。


4つの窓

4つの窓の見方はいたってシンプルです!

  • 公開の窓 自分も他人も知っている自分
  • 盲点の窓 自分は知らない、他人が知っている自分
  • 秘密の窓 他人は知らない、自分だけが知っている自分
  • 未知の窓 自分も他人も知らない自分

人間関係を円滑にするには

4つの窓を表した図の、赤い矢印の動きに注目してみましょう。黄色く塗られた「公開の窓(自分も他人も知っている自分)」を広げることが、コミュニケーションを円滑にする秘訣(ひけつ)です。つまり、自己開示することで自分のことを人に知ってもらうこと。そして、人からの忠告や意見を受け入れ、知らなかった自分に気づくことです(フィードバック)。そうすることで、「秘密の窓(他人は知らない、自分だけが知っている自分)」や「盲点の窓(自分は知らない、他人が知っている自分)」が狭まり、他人が思う自分と自分自身のイメージが一致しやすくなります。それが、人間関係における自信につながり、さらには誰も知らない無限の可能性を秘めている「未知の窓」が開きます(成長)!

人間関係を円滑にしつつ、まだ見ぬ自分に出会う窓を開けるため、さあ、勇気を持って行動してみましょう!