2018年 1月(睦月) 「怒り」を仕分けて行動をコントロールしよう
二十四節気・・・
小寒(しょうかん) 1月 5日 寒の入り。冷え込みが厳しくなり、平地にも初雪が降る頃。
大寒( だいかん ) 1月20日 最も寒さが厳しい時期。これから太陽の力が強まり暖かくなってくる。
謹んで新春のお慶びを申し上げます
皆さまにとって幸多き一年となりますことを心より祈念いたします
今年の干支は「戌(いぬ)」です。
「戌」という字は「滅」からきていると言われ、縁起が悪そうなイメージもあります。しかし、十二支では11番目に位置し、季節で言うと秋から冬の時期。実りが終わって草木が枯れ散りゆく様子から「滅」という字になったという説もあるそうです。また、「戈(ほこ)」と「一」を合わせた字で、「刈って収穫した作物を一つにまとめる」という意味もあるとか。諸説さまざまですが、「収穫後に新しくスタートする年」と考えると、可能性に満ちた一年になりそうな予感がします!
犬と言えば「犬猿の仲」という言葉がありますが、犬と猿は古来仲が悪かったのでしょうか……?中には、干支を決めるときに、喧嘩をしながら神様の元へ辿り着いたのが犬と猿で、仲裁をしたのが鶏(酉)だったことから、干支の順番が申酉戌となっているという説も。面白いですね!
年間を穏やかに過ごすために
2017年後半は「怒り」とどう付き合うかをテーマにお伝えしてきました。
2018年も、1年間を穏やかに過ごすために「怒り」を感じた時の行動基準について考えることから始めてみましょう。
「怒り」と行動のコントロールの関係
「怒り」を感じたら、まずは、変えられること か 変えられないことか を考えてみましょう。
次に、重要 か 重要でないか を下記の表にあてはめて考えてみます。
怒ったことに対して、「いつまでに」「どのくらい変わったら」気が済むかを決めておけば、怒りをコントロールすることができます。
変えられないことやコントロールができないことや、重要でないことは「放っておく」と決断することも必要です。
(参考:日本アンガーマネジメント協会)